クラレポバール

ポバールはクラレが世界で初めて事業化した機能性樹脂です。日本は世界有数のポバール生産国であり、なかでもクラレはリーディングカンパニーとして世界トップシェアを誇っています。

「クラレポバール」はクラレのポバール商標ブランドです。

世界一豊富な製品ラインナップ

クラレポバールの用途は紙加工、接着剤、繊維加工、塩ビ、建築、セラミック、包装材、電子材料など多岐に渡っており、世界一豊富な製品ラインナップでお客様のニーズに合った最適なポバールを提供しております。

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クラレポバールの銘柄分類

クラレポバールは次のとおりに分類されます。

  1. 一般銘柄:汎用ポバール
    1-1. 完全けん化タイプ
    1-2. 中間けん化タイプ
    1-3. 部分けん化タイプ
    1-4. 高純度タイプ
    1-5. 微紛タイプ
  2. 変性銘柄:共重合などにより改良・改質を施した特殊ポバール
    2-1. Kシリーズ
    2-2. Rシリーズ
    2-3. LMシリーズ
    2-4. SDシリーズ
    2-5. KXシリーズ

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銘柄選定の基準となる重合度・けん化度

クラレポバールの特性は重合度・けん化度に大きく影響を受けています。下図に示すように重合度が高くなるほど水溶液粘度・皮膜強度は上がり、けん化度が高くなるほど溶解性・吸湿性は下がります。

従って、お求めの特性に応じて銘柄を選定する必要があります。

以下に銘柄選定の一例を示します。

  • 皮膜強度の強いポバールをお求めの場合:高重合度・高けん化度の銘柄を選定 *重合度の影響を大きく受けます。
  • 水への溶解性の高いポバールをお求めの場合:低けん化度・低重合度の銘柄を選定 *けん化度の影響を大きく受けます。また、けん化度が低くなりすぎると水への溶解性は低くなります。
  • 吸湿性の低いポバールをお求めの場合:高けん化度・高重合度の銘柄を選定 *けん化度の影響を大きく受けます。

【用語の補足】

■けん化度:ポバール中の酢酸基 (=アセチル基:構造式CH3CO−)と水酸基 (=ヒドロキシル基:構造式−OH)の合計数に対する水酸基の百分率。「けん化度が高い」とは水酸基の割合が高いことを示し、「けん化度が低い」とは水酸基の割合が低いことを示す。

■重合度: 酢酸ビニル分子 (PVAc)のつながった数。「重合度が高い」とはつながった酢酸ビニル分子が多いことを示し、「重合度が低い」とはつながった酢酸ビニル分子が少ないことを示す。

性能

  • 優れた造膜性
  • 優れた接着強度
  • ガスバリア性
  • 反応性(架橋性)
  • 水溶性
  • 生分解かつ再利用可能
  • 非有害性

用途

  • 繊維
  • 紙加工
  • 接着剤
  • エマルジョン
  • 塩ビ
  • 塩ビ樹脂分散剤
  • 繊維経糸糊付
  • 繊維加工
  • 油田掘削
  • 繊維用途
  • 熱可塑性加工
  • 油田掘削用途
  • ガラスファイバー