Exceval™の溶解方法Exceval™溶液の保管方法Exceval™溶液の発泡を防ぐ方法最適な溶液の固形分濃度最適な乾燥時の温度高いガスバリア性を実現するために必要な塗工量バリア性能向上の方法耐水性向上の方法Exceval™の印刷適正皮膜の折り曲げやねじれがExceval™バリア性能に与える影響塗工量を増やす方法
冷水にExceval™を投入し、95度まで昇温し2時間攪拌を継続してください。その後溶液を徐々に冷却してください。
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低温でExceval™の溶液を保管するとゲル化の原因になります。保管場所の室温を上げるか、イソプロパノールを添加することでゲル化を予防することが出来ます。
溶液に対して10%程のイソプロパノールを溶解槽に投入することで、発泡を大幅に減らすことが出来ます。そして、イソプロパノール添加することにより、グラビアロール上の発泡を防ぐ事が出来ます。イソプロパノールはプラスチック基材に対するExceval™溶液の濡れ性を向上させます。
銘柄にもよりますが一般的に固形分10~15%を推奨します。
Exceval™の成膜性は乾燥温度の影響を受けませんので、お客様の設備に応じた温度で乾燥できます。これは皮膜形成に加熱が必要であるPVDCとは大きく異なる利点です。
1-2µmの厚みで十分に高いガスバリア性を発揮することが出来ます。(浸透率 1 cm³·m¯²·day¯¹·atm¯¹以下)
Exceval™にガスバリア性を付与する主な要因としては結晶化が挙げられます。結晶の生成を促進させる熱処理加工により、更なる性能の向上が可能になります。例えば数日間50℃で保管することによりガスバリア性の向上が認められます
架橋することにより耐水性が向上する一方、結晶化を阻害することによるガスバリア性能は低下する場合があることが分かっています。チタン等の金属錯体による架橋では、高いガスバリア性と耐水性を両立することが可能です。
Exceval™は通常インクと高い親和性を示し、印刷可能です。
包装フィルムの柔軟性を考慮して、物理的にねじりを施しバリア性能差を評価したところ(Gelbo Flex test)、20回以上のねじれを与えた場合もガスバリア性の悪化は認められませんでした。
塗工液の固形分を上げることで、塗工量を増やすことができ、かつ乾燥時間を短縮することが可能です。高固形分化により粘度が上昇しますが、塗工温度を上げることで粘度を下げることが出来ます。
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